出版社内容情報
「ロストジェネレーション(25~35歳)は政治無関心」というのはウソだ。2007年参院選挙の安倍・自民大敗の原動力になり、つぎの総選挙のカギを握っているのが、なにを隠そう、このロストジェネレーション。朝日新聞の選挙取材チームが調査報道とネット世論調査で裏付けた驚きの事実。格差社会、リストラ、偽装請負、消えた年金……と、びんぼうクジを引き続け追いつめられた彼らはもう黙っていない。ポスト安倍を占う一書。
内容説明
ロストジェネレーションの若者たちが、初めて声をあげ、立ち上がろうとしている。2005年・小泉政権の郵政総選挙から、2007年・安倍政権の参院選大敗、そして崩壊へ、かれらの動きに変化の兆しが表れた。朝日新聞ロスジェネ取材班は、全国各地へ草の根の取材を重ね、その予兆に確かな手応えを感じた。そして、つぎの総選挙。日本は動く―。
目次
第1章 逆襲という名の政治改革
第2章 ロスジェネの一票が選挙を決める
第3章 仕掛ける若者たち
第4章 ロスジェネ地方議員たちの挑戦
第5章 若者たちの意識調査
第6章 座談会 成功モデルつくって世代は元気になる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シン
10
うーん。2007/10/13
ニョンブーチョッパー
0
◎2009/11/11
huyukawa
0
最後の対談での分析は冷静で意外に面白かった。2016/04/09
Humbaba
0
世代として大切にしているものも、価値観も大きく異る。個人としてはそれが最適だが、政治としてはその世代に対して何が出来るのかが難しい。使えるお金は限られている以上、票を稼ぐために効率的でない方向には余り多額の費用はかけられない。そうして不利益を被っている世代だが、決して無視して良い存在ではなくなってきている。2014/07/30
hiratax
0
(20080101)父親がロスジェネ関連の本を送っていたのに触発され、読んだのだと思う。2008/01/01