出版社内容情報
ファン・ヘネップ(1873―1959)は,儀礼を初めて体系的に論じた.誕生から死までの折々の儀礼,入会の儀礼などを,分離・過渡・統合の過程をたどる通過儀礼の視点で捉えた.特に過渡期という境界状況の考察は,コミュニタス理論など後の人類学の理論的展開の基盤となった.
内容説明
ファン・ヘネップ(1873‐1957)は、儀礼を初めて体系的に論じた。誕生から死までの折々の儀礼、入会の儀礼などを、分離・過渡・統合の過程をたどる通過儀礼の視点で捉えた。特に過渡期という境界状況については、コミュニタス理論など後の人類学の理論的展開の基盤となった。儀礼研究の出発点となった人類学の古典。
目次
第1章 儀礼の分類
第2章 実質的通過
第3章 個人と集団
第4章 妊娠と出産
第5章 出生と幼年期
第6章 加入礼
第7章 婚約と結婚
第8章 葬式
第9章 その他の通過儀礼
第10章 結論
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