出版社内容情報
敗戦の焼け野原から、来るべき都市のグランドデザインをえがく。東京計画1960、東海道メガロポリス構想、大阪万博会場計画など、未来都市を可視化させ、その実現構想を論じた丹下健三の都市論を精選する。壮大なスケールの計画の裏側に、透徹したリアリストの眼が光る。二巻構成のうちの都市論篇。
内容説明
敗戦の焼け野原から、来るべき日本の都市のグランドデザインをえがく。東京計画1960、東海道メガロポリス構想、大阪万博会場計画など、未来都市を可視化し、その実現構想を論じた丹下健三の都市論を精選する。壮大なスケールの計画の裏側に、透徹したリアリストの眼が光る。『丹下健三建築論集』の姉妹篇。
目次
1 都市の再建(建設をめぐる諸問題;明日の都市への展望;地域計画の理論その一 方法論)
2 東京改造計画(MobilityとStability(流動と安定)
技術と人間
東京計画―1960)
3 巨大都市の未来(日本列島の将来像;万国博会場計画―企画から計画へ;「東京・ニューヨーク都市問題シンポジウム」基調講演)