出版社内容情報
クラスター対策に3密回避。未知の新型コロナウイルスに日本では独自の対策がとられたが、その指針を描いた「専門家会議」ではどんな議論がなされていたのか? 注目を集めた度々の記者会見、自粛要請に高まる批判、そして初めての緊急事態宣言……。組織廃止までの約四カ月半、専門家たちの議論と葛藤を、政権や行政も含め関係者の証言で描くノンフィクション。
内容説明
クラスター対策に「3密」回避。未知の新型コロナウイルスに日本では独自の対策がとられたが、その指針を示した「専門家会議」ではどんな議論がなされていたのか?注目を集めた度々の記者会見、自粛要請に高まる批判、そして初めての緊急事態宣言…。組織廃止までの約五カ月、専門家たちの議論と葛藤を、政権や行政も含め関係者の証言で描く迫真のノンフィクション。
目次
プロローグ 疱瘡神と乱世
第1章 未知のウイルスを前に―2月3日~24日
第2章 クラスター対策と「情報の壁」―2月24日~3月11日
第3章 桜の季節の感染拡大―3月11日~22日
第5章 リスクコミュニケーション―4月7日~5月19日
第6章 専門家会議の「卒業」―5月19日~7月3日
エピローグ 後の先
著者等紹介
河合香織[カワイカオリ]
1974年生まれ。ノンフィクション作家。2019年『選べなかった命―出生前診断の誤診で生まれた子』(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞受賞。2009年『ウスケボーイズ―日本ワインの革命児たち』(小学館)で小学館ノンフィクション大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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