偽装の被爆国 - 核を捨てられない日本

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000612210
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0031

出版社内容情報

日本はなぜ核禁止条約に参加しないのか? 核の傘に固執して、オバマの「核なき世界」への政策変更に抗い、プルトニウムを大量に積み上げる被爆国の素顔とは。液状化する世界情勢の中で、いま軍備への傾斜を強める日本の、核をめぐる「ポスト真実」。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

18
オバマの核先制不使用政策(核の傘にこだわる日本が、オバマの政策を転換。オバマの核先制不使用政策を阻んだ日本)、日本の再処理政策(プルトニウムバランス問題)、原発輸出に絡む日印原子力協定(NPT未加盟のインドと被爆国日本が協定を結ぶ矛盾)、ドイツにも存在した核密約(占領期において、日本もドイツもアメリカの占領国であったが故に、お伺いを立てる必要もなく、核を持ち込めた。後に独立した両国はなし崩し的に核密約を受け入れた。にもかかわらず、両国は旧敵国であるため、NPTによって、核武装を非合法化させられる)を扱う。2018/03/11

makio37

8
オバマが検討した核先制不使用への反対、核兵器禁止条約への不参加、「核の傘」への傾斜、核燃料サイクルという巨大な国策、そしてNPT未加盟の核保有国インドとの原子力協定締結―。核爆弾6000発分のプルトニウムを保有する偽装の被爆国の素顔を再認識した。1970年にNPTに署名するその前年に、核武装のオプションが国策として練られていたとある。おそらくそれ以前からも、そして福島第一原発事故後の現在も論じられているのだろう。トランプ大統領の誕生により、そのオプションが僅かでも現実味を帯びてきたのは確かだと思う。2017/12/10

かじやん0514

5
オバマ政権の核政策見直し(私の立場からしたら極めて不十分だが)に反対し、3.11後も原発を推進する日本の政府当局。その内実に迫った克明なルポ。1954年の米独核密約は初耳だった。米国の核にべったりの日本はなぜ、いかなる構造のもとにあるのか、それを変える道はどういうものかは、我々が探求せねば。2017/10/01

zikisuzuki

3
まず日本が46.9tにも上るプルトニウムを所有していている事に驚愕した。これは今の技術では十分核兵器を製造可能で5863発分の核兵器を製造出来るという事だ。米国の核の傘を手放さない為に密約を繰り返し、核廃絶条約に賛成できない理由の一つにプルトニウムを手放したくない(核兵器所有も視野に含めて)という原子力ムラへの忖度もあったのだと、うすら寒い現実が浮かび上がる。もんじゅの閉炉すら政治的に利用されている現状を誰が気にして来たのだろう?知らない事は怖い、しかし知ると絶望が広がる。 2018/01/25

アーク

3
原爆により一般人が犠牲になった日本が、核兵器廃絶に同意しなかったのは全く解せないな。その裏にあるものが、自民党及びアベ政権がしがみつく原発利権にあると分かって納得。福島の事故を見て分かる通り、原発は高コストになってきているし、世界的にも原発は収縮の方向に向かっているのにそれに逆行するのはやっぱりガラパゴスそのもの。誰かさんは核兵器は抑止力になるなんて言っているけれど、核兵器はあくまで戦争のためにあるもの。絶対に廃止せねばなるまいな。2017/12/18

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