内容説明
「勝手に決めるな!」9月19日午前2時すぎ、日本が現行憲法の下で守り続けてきた平和主義、専守防衛を真っ向から否定する「平和安全法案」が“可決”。その時、国会前では抗議に集まった人々が、強行採決に抗う議員への激励のコールを叫んでいた―。2015年の夏、学生、ママ、学者、中年等々、10万を超える人々が「国のあり方」を強引に変えようとする政権に対し、各地で倦むことなく声を挙げた。路上、法曹、議員の3つの視点から見た2015年安保の記録を中心に、公述、国会、路上のスピーチも併せて収録。
目次
2015年安保 国会の内と外で(奥田愛基/倉持麟太郎/福山哲郎)
政府答弁が描き出したトンデモ「我が国防衛」(倉持麟太郎)
参議院特別委員会公聴会公述
参議院平和安全法制特別委員会鴻池祥肇委員長不信任動議討論
参議院本会議安全保障関連法案反対討論
国会前スピーチ 二〇一五年九月一九日
著者等紹介
奥田愛基[オクダアキ]
1992年生まれ。明治学院大学国際学部4年。2013年に立ち上げた特定秘密保護法に反対する学生団体「SASPL(サスプル)」を基に2015年5月「SEALDs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行動)」を設立
倉持麟太郎[クラモチリンタロウ]
1983年生まれ。慶應義塾大学法学部を経て中央大学法科大学院卒。弁護士。明日の自由を守る若手弁護士の会会員
福山哲郎[フクヤマテツロウ]
1962年生まれ。民主党幹事長代理。参議院議員(京都・当選3回)。同志社大学法学部卒業。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。京都造形芸術大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふう
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