ロシア革命とソ連の世紀〈1〉世界戦争から革命へ

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ロシア革命とソ連の世紀〈1〉世界戦争から革命へ

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000282666
  • NDC分類 238.07
  • Cコード C0322

出版社内容情報

20世紀初頭、ロシア帝国を世界戦争が飲み込む。第1巻は帝政末期~ソ連初期の全体像を描く。1917年の分水嶺、ソ連へ継承された課題。

内容説明

ロシア革命によって生まれた史上初の社会主義国家ソ連、その誕生から崩壊、さらに現在への影響までを多面的にとらえ直すシリーズ(全5巻)。二〇世紀初頭、近代化の岐路にあった旧体制下のロシア帝国を世界戦争の大渦が飲みこんだ。第1巻では帝政末期からソ連初期にいたる変動の全体像を明らかにする。一九一七年がもつ分水嶺としての意味、帝政期からソ連へと引き継がれた諸課題にも目配りをする。

目次

総説 ロシア革命とは何だったのか
1 岐路に立つロシア帝国(経済のグローバル化とロシア帝国;ネイション形成という課題とその困難な道―日露戦争・第一次革命と自由主義者;総力戦社会再訪―第一次世界大戦とロシア帝政の崩壊)
2 動乱と再生(二月革命―帝政エリートの反乱;赤い動乱―十月革命とは何だったのか;ボリシェヴィキ政権の制度と言説;ロシア革命と極東の国際政治―日露関係から日ソ関係への転換)
3 新しい社会の模索(ソヴィエト政権と農民―「労農同盟」理念とネップの運命;社会刷新の思想としての計画化―ロシアにおけるその形成過程と思想的源流;ネップのソ連と亡命ロシア)

著者等紹介

松戸清裕[マツドキヨヒロ]
1967年生。北海学園大学法学部教授。ソ連史

浅岡善治[アサオカゼンジ]
1972年生。東北大学大学院文学研究科准教授。ロシア近現代史

池田嘉郎[イケダヨシロウ]
1971年生。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。ロシア近現代史

宇山智彦[ウヤマトモヒコ]
1967年生。北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授。中央ユーラシア近現代史

中嶋毅[ナカシマタケシ]
1960年生。首都大学東京大学院人文科学研究科教授。ロシア近現代史、在外ロシア史

松井康浩[マツイヤスヒロ]
1960年生。九州大学比較社会文化研究院教授。政治社会史、国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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funuu

8
「戦争と度重なる苦難に疲れ果て度重なる大衆は、力を体現する人々、「公正」を実現する覚悟ができていると全身で示しているような人々に盲従することとなった。」ロシア革命を現代からもう一度分析しようとするシリーズ。ロシアは「タタールの軛」「イワン雷帝、ピョトール大帝」「レーニン、スターリン共産党官僚」「プーチン」あまり本質は変わってない感じ。現代日本の天皇制社会民主国家もソ連、江戸幕藩体制に似た社会か?

ポルターガイスト

4
ロシア革命とソ連をさまざまな角度から捉える10の論考集。1巻はロシア革命からスターリン独裁以前までが対象。グローバル化(移民,鉄道,金融),帝国と国民国家,総力戦,極東共和国,対農民政策,計画化思想,白系ロシア人と道標転換派といった切り口から革命を捉える。ひととおり履修した後なら視野が広がっていいと思います。2021/10/11

Fumitaka

4
完全に池田先生とソ連時代目当てでしたが、帝政時代を扱った章が予想以上に興味深く読めました。身分や民族で分断された中でのロシア帝国の公定ナショナリズムの模索、第一次世界大戦における統制経済、民主主義国家の方が総力戦に合致していたこと、ゼムストヴォが意外に存在感を発揮していたこと、そしてボリシェヴィキ体制の建設の中で、スターリンが農村を体制に組み込む経緯が全く容易ではなかったこと、そして日本や亡命ロシア人の存在感。ソ連時代も「ロシア史」であることを改めて確認させてくださったと思います。諸先生方に感謝します。2020/05/04

沖縄電鉄社長

2
ロシア革命100年から1年遅れで、ようやく読み始めたシリーズ。2018/10/16

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