シリーズ刑事司法を考える<br> 供述をめぐる問題

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シリーズ刑事司法を考える
供述をめぐる問題

  • 浜田 寿美男【著】
  • 価格 ¥3,960(本体¥3,600)
  • 岩波書店(2017/03発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000265010
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C0332

出版社内容情報

裁判員裁判や取調べの可視化といった新たな状況の中で、供述証拠をめぐる問題を心理学の知見も踏まえ考察。

内容説明

事件の被疑者・被告人の自白や、被害者・目撃者たちの証言、いわゆる「供述証拠」は、裁判の有力な決め手となる一方、数々の冤罪を惹き起こす温床にもなってきた。いま、「取調べの可視化」が進み、裁判員裁判も行われるなかで、どのような課題が生じているか。従来の法実務の到達点と限界を見据えたうえで、心理学の知見も取り入れながら、具体的なケースに即して「供述の問題」を考える。

目次

1 問題としての「供述」(法の視点から「供述問題」を考える;任意性・信用性判断の到達点とその限界;供述分析と心理学的合理性;供述採取過程の可視化と犯罪の証明)
2 供述はどこまで正確か(虚偽自白はどのようにして生じるのか;間違った目撃・被害者供述はどのように生じるのか;なぜ無実の供述が軽視されるのか―「不自然・不合理」判断の闇;訴訟能力が疑われる人々の語りをどう読むか―訴訟能力の鑑定と供述分析と本人の意志尊重と)
3 供述から何を読み取ることができるか(供述分析―体験者の語りと非体験者の語りを判別する;供述の信用性判断と供述者の心理特性;コミュニケーション分析―やり取りに現われる体験性/非体験性;供述の危険性をどのように伝えるか―裁判員裁判における専門家証人;コンピュータを用いた供述の可視化とその分析)

著者等紹介

浜田寿美男[ハマダスミオ]
1947年生。立命館大学特別招聘教授、奈良女子大学名誉教授。発達心理学・法心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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たろーたん

0
石塚章夫『任意性・信用性判断の到達点とその限界』が面白かった。自白が問題になる時、任意か否かが問題となる。なら任意とは何か?任意とは「自ら進んで」「何等の圧力も受けずに」という心理状態を指す言葉である。自首したり、当初から犯行を認めていた場合は任意性があると言えるだろう。しかし、初めは否認していた被疑者が途中から犯行を認めるようになった場合、その転位は「自ら進んで」「何の圧力も受けずに」なされたとは言えないことが多い。(続)2024/03/30

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