出版社内容情報
3月11日以降,町全体が警戒区域となり,町ごと埼玉県に避難した福島県双葉町.その後一年のあいだ,埼玉県加須市・旧騎西高校の避難所に密着した映画作家が見たものは.原発立地自治体である町の歴史,住民の苦しみ,国への思いと行動が織りなす現在とは.井戸川克隆町長への
内容説明
3月11日の震災と原発事故により、原発立地自治体である福島県双葉町は、町ごとの避難を強いられた。埼玉県加須市・旧騎西高校の避難所に密着した映画作家が見たものは。出会った人びとの声に、私たちは何を聞きとることができるのか。同名映画の公開に合わせ、緊急出版。
目次
第1章 最も遠くへ避難した町の一年(春;梅雨;夏;秋;冬;二回目の春)
第2章 震災と映像
第3章 避難所からみたニッポン(避難所からみた再稼働問題;避難所からみた地方政治;避難所からみた民主主義)
井戸川克隆町長インタビュー(敢えて、みなさんに見ていただきたい)
著者等紹介
舩橋淳[フナハシアツシ]
1974年大阪生まれ。東京大学教養学部卒業後、ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアルアーツで映画製作を学ぶ。処女作の16ミリ作品『echoes』(2001)は東京国際、ミュンヘン、カルロヴィ・ヴァリ等の映画祭へ招待され、仏アノネー国際映画祭で審査員特別賞・観客賞を受賞、翌年日米で劇場公開された。ニューヨークでは時事・社会問題を扱ったドキュメンタリーを製作、アルツハイマー病に関するドキュメンタリーで米テリー賞を受賞(2005年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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