岩波ブックレット
学校給食―食育の期待と食の不安のはざまで

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  • サイズ A5判/ページ数 71p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000094511
  • NDC分類 374.94
  • Cコード C0336

内容説明

学校給食はいま、安全性、合理化、給食費未納など、多くの問題に直面するとともに、「学校給食法」改定による制度発足以来の転換期を迎えている。まず知っておきたい基礎知識から、先進的な実施例まで、現状と課題を紹介。

目次

1 学校給食、基本のしくみ
2 「食育」で何が変わるのか
3 「生きた教材」への挑戦
4 学校給食の課題と未来

著者等紹介

牧下圭貴[マキシタケイキ]
1965年熊本県生まれ。広島大学総合科学部卒。有機農産物宅配組織勤務を経て、NGO「農と食の環境フォーラム」代表。学校給食ニュース編集責任者、提携米研究会事務局長、里地ネットワーク主任研究員。「ひとりひとりの食べものの自給を広げる」「農業・食・環境についての情報ネットワークづくり」をテーマとして、地域づくり、環境問題、農業、食糧問題に生活者の視点から取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

epitaph3

2
給食の現状。これは地域の方々に読んでもらいたい。食の安全もそうだが、コミュニティとしての食事が奪われつつある。加工食品・調理済み食品依存の合理化もそうだ。給食の料理がコンビニやデリカ的になるとしたら、そこに調理員の愛情は無いだろう。給食はただ食べるだけの無機質なものになり、食育もなにもない。せめて給食こそ逆に手作りのものを、作ってくれる人が見える形で、提供することはできないか?2014/03/29

村長

0
読書目的を果たす分には悪くない内容だったが、過去の伝統に対する批判的視線が一切ない文章と言うのは読んでいてムズムズする。食育と言えば聞こえはいいが実際は懐古主義の領域から足を踏み出せてない。2011/06/22

tocco

0
卒研用2010/07/09

未来来

0
一通り纏まっていますが、必ずしも読み易くはありません。とはいえ現在の学校給食の在り様をさらっと知る手掛かりとしては充分。《大学図書館》2009/06/19

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