大和の古寺〈3〉元興寺・元興寺極楽坊・般若寺・十輪院 (新装版)

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  • サイズ B4判/ページ数 48,2/高さ 33cm
  • 商品コード 9784000083935
  • NDC分類 702.17
  • Cコード C0370

目次

元興寺(薬師如来像 七分身;薬師如来像 全身 ほか)
元興寺極楽坊(本堂 東南面;本堂 南面 ほか)
般若寺(十三重石塔 東北面;楼門 正面 ほか)
十輪院(本堂 正面;本堂 正面前庇 ほか)
南都の新和様建築

感想・レビュー

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chang_ume

4
巻末解説「南都の新和様建築」(鈴木嘉吉)を目当てに。奈良末期~平安期に成立した和様は建物自体の優美さを重視の一方で、細い木割・壁厚の減少など、構造的弱点も顕在化。その解決策として大仏様の導入、新和様の成立が描かれます。頭貫など水平材自体は和様にも採用あったが、桁行・梁行方向の水平材が柱上で十字に組み合わされる大仏様以降の技術革新が、軸組を著しく強化させたこと。同様の事例は、和様自体にも平三斗から出三斗への移行に見られ、軸組強化とは中世前期の趨勢だったかもしれません。和様と新和様(折衷様)の総合理解に。2018/07/12

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