77冊から読む科学と不確実な社会

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77冊から読む科学と不確実な社会

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  • サイズ 46判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000063333
  • NDC分類 404
  • Cコード C0040

出版社内容情報

天文学者が2011年以降の幅広い書評で読書に誘う.科学と不確実な社会を理解するための確実なガイドブック.

? 世界は拡がる――科学から見る人類の活動

アマゾン文明の研究――古代人はいかにして自然との共生をなし遂げたのか
 大平原に栄えた驚くべき「土の文明」

人間・始皇帝
 「中華帝国」創始者の実像と実績が見えてくる

出土遺物から見た中国の文明――地はその宝を愛しまず
 発見が続く古代の文物の迫力と歴史に触れる

トロイアの真実――アナトリアの発掘現場からシュリーマンの実像を踏査する
 発掘から古代ギリシャ史の虚構にせまる

飛鳥の木簡――古代史の新たな解明
 「文字以後・紙以前」の日本が見えてくる

未盗掘古墳と天皇陵古墳
 日本の歴史学・考古学が抱える夢と矛盾

アイヌの世界
 縄文の言語と文化のタイムカプセルか

イチョウ 奇跡の2億年史――生き残った最古の樹木の物語
 美しい樹から波瀾万丈の歴史と文化をひもとく

天文学者たちの江戸時代――暦・宇宙観の大転換
 江戸時代の天文学を牽引したのは大坂の民間学者だった

江戸の骨は語る――甦った宣教師シドッチのDNA
 行政と科学者の日常的協力が大事

耳嚢(上・中・下)

北越雪譜
 江戸期のエッセイ

アホウドリを追った日本人――一攫千金の夢と南洋進出
 日本近代史の知られざる側面

星界の報告

不思議の国のトムキンス
 自然の面白さ,それを読み解く科学の面白さ

フンボルト――地球学の開祖
 ナポレオンの時代に生きた普遍主義者

科学の発見
 「近代科学」の意義を明確に主張する

「科学者の楽園」をつくった男――大河内正敏と理化学研究所
 ドラマチックな日本科学の創成史

新版 寺田寅彦全集(全三〇巻)
 科学者・寺田寅彦の魅力

アインシュタイン日本で相対論を語る
 ミスター・ノーベル賞が見た在りし日の日本

カルチャロミクス――文化をビッグデータで計測する
 人文資料のデジタル化,いまが好機


? どこから来てどこへ行くのか――生命,進化,そしてヒト

生物はなぜ誕生したのか――生命の起源と進化の最新科学
 姿をあらわす地球大変動,大絶滅,大進化

ならべてくらべる 動物進化図鑑
 みんな,長い時間を重ねてきた進化の結果だ

毒々生物の奇妙な進化
 厳しい生存競争の結果に敬意を

カラー版 細胞紳士録

眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く
 生物の不思議さ,進化のすごさ,そして「私」とは?

羽――進化が生みだした自然の奇跡
 最高度に発達した不思議な“外皮”の物語

進化の運命――孤独な宇宙の必然としての人間
 「人間は必然」と説く著者の必然とは

移行化石の発見
 「必然」か「偶然」か,迫力の進化研究最前線

化石が語る生命の歴史(全三巻)
 進化は偶然である.そして奇跡ではない

歌うカタツムリ――進化とらせんの物語
 行きつ戻りつの進化論研究の発展

食べられないために――逃げる虫,だます虫,戦う虫
 昆虫の成功をもたらした進化の驚くべき戦略

シロアリ――女王様,その手がありましたか!

サボり上手な動物たち――海の中から新発見!
 科学の面白さ,最前線を新たな装いで

寄生虫病の話――身近な虫たちの脅威
 人体に巣くうおぞましくもスゴイ戦略

ヒトのなかの魚,魚のなかのヒト――最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅
 多細胞生物の身体形成の秘密に分け入る

鳥! 驚異の知能――道具をつくり,心を読み,確率を理解する
 学習と脳の力はヒト科なみ

人体の物語――解剖学から見たヒトの不思議
 よくわからないながらも居心地がいいわが家

ヒトはなぜ難産なのか――お産からみる人類進化
 「お産」という大事と人類学の視点で向き合う

がん――4000年の歴史(上・下)
 努力は無駄ではなかった――未完の肖像画

ゲノムが語る人類全史
 遺伝子は運命ではなく,可能性に過ぎない


? 不確かな大地からはるかな頭上へ――地球と宇宙

地球全史――写真が語る46億年の奇跡
 はるかな時を刻む私たちの大地

地底――地球深部探求の歴史
 「地球望遠鏡」は何を見たか

超巨大地震に迫る――日本列島で何が起きているのか
 「思い込み」はなぜ? 地震学再生への第一歩は

日本人はどんな大地震を経験してきたのか――地震考古学入門

日本人は知らない「地震予知」の正体
 過去を読み解く,地震学を再生する

火山入門――日本誕生から破局噴火まで

できたての地球――生命誕生の条件
 地球史を貫くからくり「プレート運動」

富士山――大自然への道案内
 火山学者による富士山ガイドブック

日本の地下で何が起きているのか
 大災害への対策は立案されていない

地震は必ず予測できる!
 専門家と「門外漢」のギャップの大きさ

天災と国防
 地震と火山――正しく知って,正当に恐れよう

土――地球最後のナゾ
 軽快に読める,身近で知らない世界への案内

ビジュアル版 氷河時代――地球冷却のシステムと,ヒトと動物の物語
 私たちが暮らす「氷河時代」の不安定な性質

10万年の未来地球史
 「始めてしまった」温暖化の行方を見極める

NASA――宇宙開発の60年
 人類は宇宙にどう挑み続けるのか

MARS(マーズ)――火星移住計画
 夢のまた夢 でも未来への夢を描く

国際宇宙ステーションとはなにか――仕組みと宇宙飛行士の仕事
 宇宙進出,日本の展望は? 新時代迎える有人活動

ニュー・ホライズンズ探査機がとらえた冥王星 第2版
 太陽系の果てから

隠れていた宇宙(上・下)

ホーキング,最後に語る――多宇宙をめぐる博士のメッセージ
 人間を突き動かす「知ること」への衝動


? 科学と不確実な社会――問題を専門家任せにしない

プロメテウスの火
 政治と科学,「不信」が開いた「人災」への道

原発と大津波 警告を葬った人々
 事実を知ることこそ,未来への出発点

超常現象――科学者たちの挑戦
 現代科学の成果を応用して新たな理解に挑む

気になる科学――調べて,悩んで,考える
 『理系白書』の著者の,楽しくてときどき重いエッセイ

もうダマされないための「科学」講義
 社会と科学を巡る論点を見極めるには

なぜ科学を語ってすれ違うのか――ソーカル事件を超えて
 熾烈な「サイエンス・ウォーズ」の行方は

ヒトラーと物理学者たち――科学が国家に仕えるとき
 政治的・倫理的責任を遠ざけてしまう弱さ

科学者は戦争で何をしたか
 科学者である前に,人間として

科学者と軍事研究
 軍事研究と科学・技術,問われる日本の研究者

「大学改革」という病――学問の自由・財政基盤・競争主義から検証する
 大学は「正しく考える技術」を教えよ

人類はどこから来て,どこへ行くのか
 「科学」に根差しながら「人間」に深く踏み込む

感染症と文明――共生への道
 微生物と人との平和的共存とは

あなたの脳のはなし――神経科学者が解き明かす意識の謎
 「私とは何か」に切り込む

人工知能――人類最悪にして最後の発明
 制御不能な人工汎用知能への警告

2100年の科学ライフ
 気鋭の理論物理学者が挑む,迫力ある未来予測

2050年の技術――英『エコノミスト』誌は予測する
 人間がどう考えようとやまぬ人間の前進


あとがき

海部 宣男[カイフ ノリオ]
著・文・その他

内容説明

生命科学・地球科学・宇宙物理学などの科学研究、AI・宇宙工学などの技術、がんや感染症への医療研究はどこまで進んだ?課題や問題はどこにある?書評家としても名高い天文学者が、二〇一一年以降刊行のものを中心に、いま読むべき本を紹介。現在の科学の到達点を示し、また未曽有の自然災害や原発災害によって深刻になった、現代社会と科学の関係性を問う。毎日書評賞受賞作『世界を知る101冊―科学から何が見えるか』の続編。

目次

1 世界は拡がる―科学から見る人類の活動(アマゾン文明の研究―古代人はいかにして自然との共生をなし遂げたのか;人間・始皇帝 ほか)
2 どこから来てどこへ行くのか―生命、進化、そしてヒト(生物はなぜ誕生したのか―生命の起源と進化の最新科学;ならべてくらべる動物進化図鑑 ほか)
3 不確かな大地からはるかな頭上へ―地球と宇宙(地球全史―写真が語る46億年の奇跡;地底―地球深部探求の歴史 ほか)
4 科学と不確実な社会―問題を専門家任せにしない(プロメテウスの火;原発と大津波 警告を葬った人々 ほか)

著者等紹介

海部宣男[カイフノリオ]
1943年生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。国立天文台長、元国際天文学連合会長などを経て、現在、国立天文台名誉教授、西はりま天文台名誉台長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

30
さすが、海部さん。どの本も読みたくなった。特に、日本の原発政策がいかに杜撰だったかを物語る数冊が印象的。名だたる科学者の、原子力は基礎から地道にという声を無視して、まともな技術者も育てず、結果、事故に至った。津浪の危険も何度も指摘されてきたのに、政府も東電もそんな声を封殺してきた。本書、お薦め。77冊のうち、14冊は既読だった。多い? 少ない?2019/03/28

Hiroki Nishizumi

3
これはなかなか良いガイド。読みたくてうずうずするような本がたくさん詰まっている。面白そうだぁぁぁ2022/05/29

古本虫がさまよう

3
著者は東大教養学部出身だけど、「基礎科学科」卒業で、国立天文台名誉教授というから理系の人。 日本政府の要職にある人が明治以降、文系が多く理系が少なく、諸外国に比べて日本が「文系支配国家」になっていることに警鐘をならしている。地球温暖化の危機を軽視するトランプ政権への批判なども出てくる。このあたりは若干異論を感じないでもない(一昔前の自称「専門家」による「地球寒冷化危険論」がいつのまにか「地球温暖化危険論」に「転向」していった過程について、あまり説得力ある論考を読んだ記憶がないから)。2019/04/15

takao

1
書籍紹介2019/12/15

ジム

1
アホウドリの本は以前読んでいたのでわかりやすかった。何冊か読みたい本が見つかって良かった。2019/02/28

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