ポスト・アメリカニズムとグラムシ

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784947637789
  • NDC分類 309.337
  • Cコード C0036

内容説明

2001年の「9・11事件」をきっかけに、アメリカの自由と民主主義は死んだ。国の活力の源泉を失った「唯一の超大国」はどこへ?グラムシの「アメリカニズム」論、セン、サイードらの議論を手がかりに、アメリカと世界のゆくえを探る。

目次

1 アメリカニズムの終焉
2 植民地、ポスト・コロニアルとマルクス主義
3 サバルタン問題、昨日と今日
4 現代におけるヘゲモニーの危機
5 現代知識人の新たな役割
6 現代における自由と道徳―グラムシとセン
7 国家、市民社会、グローバリゼーション

著者等紹介

片桐薫[カタギリカオル]
グラムシ研究者。政治学博士。1926年愛知県生まれ。法政大学中退。現在「東京グラムシ会」会員、「アソシエ21」会員
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