出版社と書店はいかにして消えていくか―近代出版流通システムの終焉

出版社と書店はいかにして消えていくか―近代出版流通システムの終焉

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784893867339
  • NDC分類 024.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

出版社はどこも返本の山で、有名出版社ですら青息吐息で、いつ何があってもおかしくないといわれているところが多い。この異常事態を、実に見事に分析しているのが、小田光雄の『出版社と書店はいかにして消えていくか』『ブックオフと出版業界』(どちらもぱる出版各千八百円)。情報は後者(二〇〇〇年六月刊)が新しいが、分析は前者(一九九九年六月刊)のほうが詳しくよくわかるから、両者をあわせ読むのがよい.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大領読書術・驚異の速読術』338頁、より)

内容説明

相次ぐ出版社の倒産、書店の閉店ラッシュ、前例のない返本率…。加速する出版不況とドラスティックな市場の変化のなかで、業界の崩壊をくいとめる方法はどこにあるのか?知られざる危機の構造を、実証的かつラディカルに批判。再販制を廃止した、あらたな出版流通システムを提起する!

目次

出版社・取次・書店の危機
近代出版流通システムの誕生・成長・衰退
出版社・取次・書店はどうなるのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

色々甚平

6
出版社が図書館の本や、本離れを理由に売上が落ちていると妙に言っているのに気持ち悪さを感じて、この本を読んでみた。出版流通システムの歴史にまで触れられているのは意外で面白く読める。対談形式になっているため、決して読みにくい内容にはなっていないと思う。そして、99年の本だが、もしかして今でもこの構造変わってないんじゃないかと思えてしまう。自らゆっくりと死地へ向かうのであれば、それも新たな構造ができると思えば一つの道かもしれない。2018/03/20

Gou

1
古巣のことがちょっと触れられていてウケた。2013/08/31

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