内容説明
本書は、木内、倉沢、田辺各教授らによって代表されている通説手形理論の集大成とその完全論証化を企画したものである。『鈴木・大隅編・手法形小切手法講座』(全五巻)、木内、倉沢、田辺ほか著『シンポジュウム手形・小切手法』はもとより、木内、田辺各教授らの教科書を基本ベースとして、受験的に通用するであろう解釈を論証の形でまとめて上げている。
目次
第1章 総論(債権と証券の種類;有価証券;手形の特性;手形行為の特性;手形行為論;手形能力;署名;他人による手形行為;手形行為の解釈)
第2章 各論(振出;裏書;引受;手形保証;参加引受;除権判決;変造;手形抗弁;時効;利得償還請求権 ほか)