内容説明
南へ向かう客船を舞台に、見果てぬユートピアを求める旅人たちを描いた「南へ」。宙ぶらりん状態に置かれた人々の生態をリアルに描く「さよならだけが人生か」。鬼才がその決意を示した若か日の異色作2編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hamham
10
前衛演劇…意味わかんねーー!!!概算120分の上演時間中「僕ね、カメラが好きなんです」「そうですか」「そうなんです」「あぁ」「あぁ、そういうことか」「え?どういうことですか」「いや、そういうことじゃなくて」「あぁ…」みたいな会話が延々と繰り広げられる…。『南へ』は沖縄のニライカナイ伝説をモチーフにした死出の旅であるという解説でやっと大意がわかったけど、これ劇場行っていきなり見せられたら120分「???」ってなったまま終わるだろうな。「あぁ、」「ええ」という感動詞のみのセリフが多いから役者は大変そう。2017/05/23