図説 韓国の古書―本の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 134p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784888883726
  • NDC分類 020.22
  • Cコード C1022

内容説明

韓国の古典籍は東アジアの漢字文化圏のなかでも、精巧にして重厚、華麗であり、その外観と形態に素晴らしい特色をもっている。それは中国と日本の間に位置して育んできた出版文化の精ともいうべき歴史的遺産である。本書は韓国出版学開拓の第一人者であり、かつ有数の書誌学者・古書収集家であった著者安春根先生が、韓国の古書の特質、発行組織、種類について、自分が所蔵する古書の写真90余点を示しながら、初心者に向けて、歴史的に分かりやすく説いた珠玉の入門書である。

目次

韓国の古書(本の意味;古書とは何か;古書の分類 ほか)
古書の板元(板元;板元と板刻;板元の分類)
古書の分類(筆写本;木版本;活字本 ほか)

著者等紹介

安春根[アンチュングン]
1926‐93年。雅号は南涯。韓国・江原道生まれ。1956年成均館大学卒業。企画・編集者。また出版研究・評論家として活動。科学的な出版研究をめざし、1969年韓国出版学会を創立、初代会長(韓国出版学会名誉会長)。中央大学新聞放送大学院客員教授。古書を収集し、1979年韓国精神文化研究院に蔵書7千余点を寄贈

文〓珠[ムンヨンジュ]
1970年、韓国・仁川生まれ。2004年上智大学大学院博士後期課程修了。新聞学博士。韓国の京畿大学、善文大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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