現代規範理論入門―ポスト・リベラリズムの新展開

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784888488501
  • NDC分類 309
  • Cコード C3031

出版社内容情報

価値に関わる諸問題を根底から問い直す。

内容説明

正義、自由、平等など、規範理論の最新の動向を現代社会に即した具体例をあげて平易に叙述した格好の入門書。

目次

第1章 正義―他者と私との間柄の正しさ
第2章 自由―二つの概念からの考察
第3章 平等―分析的視点から
第4章 人権―グローバル化の進展のなかで
第5章 福祉―他者の必要を把握するとはどういうことか
第6章 疎外―批判原理の現代的再生のために
第7章 共同体―自己と道徳性の諸源泉
第8章 公共性―市民社会という準拠点
第9章 民主主義―来たるべきもの
第10章 多元主義―「棲み分け」から「共生」へ

著者等紹介

有賀誠[アリガマコト]
1960年生まれ。慶応義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。政治思想・政治理論専攻。防衛大学校助教授

伊藤恭彦[イトウヤスヒコ]
1961年生まれ。大阪市立大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。現代政治哲学・政治思想専攻。静岡大学教授

松井暁[マツイサトシ]
1960年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。社会経済学・社会哲学専攻。立命館大学助教授
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感想・レビュー

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【簡易感想】リベラリズムの周辺概念の整理と最新展開の解説集。勉強になった。最終章「多元性」は具体性には乏しいものの、リベラル自らの思想伝統自体に疑問を呈そうとする異色の存在感があった。3章「平等」は他の章との関係上普遍的人間像の是非や権利の平等ではなく、資源の平等vsアクセス平等など、運と選択をめぐる基本財の分配論に絞ってある。2015/03/07

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