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図説 西洋騎士道大全

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  • サイズ A5判/ページ数 361,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784887217027
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C0098

内容説明

白馬にまたがり、屈強で、輝く鎧を身にまとう。困っている乙女がいれば必ず助けに向かい、勝ち目がなくても戦いを拒否することはない。騎士の高い理想はロマンスや年代記、また儀式や祝典において常にたたえられていた。一方、中世を通して騎士が犯した蛮行についての話も歴史には残されている。本書はできるだけ実際の個人についての記録、記憶、そして意見に焦点をおきながら、騎士の「真実の姿」を追究する。

目次

第1章 騎士の起源
第2章 ロマンスの勃興
第3章 教会と騎士
第4章 平時の騎士
第5章 戦争と騎士
第6章 衰退と存続

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こぽぞう☆

16
ロマンスとは別物の本当の騎士たちの話が多く盛り込まれていた。(ロマンスにももちろん紙面は割かれている)図版も多く面白かった。2016/09/07

とし

7
西欧に実在した中世の「騎士道」。現代人が夢想するような、理想的でも倫理的でも文学的でもない、当時に実在した騎士たちの行蔵から騎士道の実態を考察している本。10世紀ごろから15世紀くらいまで、騎士の「ロマン」だけは残しつつ、時代の変遷と共に職業傭兵へと変貌してゆく騎士道の実態が興味深い。当時の絵画や図説、実在した騎士たちのコラムが多いのも楽しい。2016/07/26

人生ゴルディアス

5
図説、とか、大全、というのは基本信用していないのだけれど、思ったより中身がちゃんと詰まっていた。騎士の叙任については本書で結構詳しく書いてくれているのだが、それでもなお残る「騎士」という身分の曖昧さよ…。騎士修道会とかの騎士だとはっきりしてるけど、俗人による、しかも王権によるものでさえない権威に叙任された騎士とかになると、騎士という体裁を持った戦士、くらいの認識なのかな。甲冑重すぎて倒れると起き上がれない論争については、鎖帷子から板金甲冑への移行期は両方着たから激重だった、という感じの回答だろうか。2021/04/15

黒とかげ

1
なかなか面白かった。騎士道はファンタジーだがそれが現実に影響を及ぼしている。こき下ろす人も沢山いるだろうが、しかしそれが無ければ世の中はもっと悪いものになっていたに違いない。2019/08/24

陽香

1
200511102014/10/22

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