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人権法と人道法の新世紀―竹本正幸先生追悼記念論文集

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  • サイズ A5判/ページ数 407p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887134171
  • NDC分類 329.6
  • Cコード C3032

内容説明

コソボ空爆で記憶に新しい「人道的干渉」を扱う第1章を初め力作ぞろいの全11章、アメリカ同時多発テロに続くアフガン空爆等、危機で明けた新世紀にふさわしい充実の論集である。近年発展・変貌著しい国際法二分野の第一線研究者を結集し、この分野の先達・故竹本正幸教授に捧げる、特に研究者・学徒必読の一冊。

目次

1 総論―国際法と人道(現代国際法における人道的干渉;国際人道法の機能展開―国連法との相互浸透)
2 人権法の発展(内戦終結プロセスと人権保障―国連エルサルバドル監視団と真相究明委員会;カナダの出入国管理行政における子どもの利益の考慮の一端―カナダ連邦最高裁判所Baker判決を中心に ほか)
3 平和の展望(国連によるイラク・クウェート間の境界画定と問題点;核不拡散体制の新たな展開―核不拡散条約(NPT)の延長と今後の展望 ほか)
4 人道法の展開(一九七七年ジュネーヴ諸条約追加議定書への参加をめぐる諸国の態度―フランスおよび米国の参加拒否を中心に;国際連合要員及び関連要員の安全に関する条約の適用範囲―国際人道法の適用問題に関連して)

著者等紹介

藤田久一[フジタヒサカズ]
関西大学法学部教授。1937年京都市生まれ、1961年京都大学法学部卒業

松井芳郎[マツイヨシロウ]
名古屋大学大学院法学研究科教授。1941年京都府生まれ、1963年京都大学法学部卒業

坂元茂樹[サカモトシゲキ]
関西大学法学部教授。1950年長崎市生まれ、1974年関西大学法学部卒業
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