POST‐OFFICE―ワークスペース改造計画

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  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784887062665
  • NDC分類 336.5
  • Cコード C1052

内容説明

衣・食・住の順番で洗練されてきたデザイン、次は「職」の番だ。私たちは人生のかなりの時間を働いて過ごしている。今までも、そしてこれからも。「職」をデザインしていくことは、この時代の大きな命題となる。新しい時代の働き方自体をデザインするきっかけを与える。それが本書『POST‐OFFICEワークスペース改造計画』の目的である。

目次

PERSONAL SCALE(仕事場をまとう個人(馬場正尊)
キャリーオフィス ほか)
MEETING SCALE(議論を噛み合わせるために(仲/隆介)
ヒトダカリイス ほか)
FLOOR SCALE(集う空間、物語る空間(岸本章弘)
マグネットカウンター ほか)
BUILDING SCALE(考える気持ち(みかんぐみ)
スタックエクスチェンジ ほか)
SCALELESS(Less is More.(中西泰人)
トラックミーティング/レンタルオフィスカー ほか)

著者等紹介

岸本章弘[キシモトアキヒロ]
1958年兵庫県生まれ。1982年京都工芸繊維大学大学院修士課程修了(インテリアデザイン)。1982年コクヨ株式会社入社。現在、同社オフィス研究所主席研究員、『ECIFFO』編集長。千葉工業大学、京都工芸繊維大学非常勤講師。設計部門でオフィス、劇場、図書館等のインテリア計画や家具デザインに携わった後、研究部門に移り、1989‐91年のコーネル大学大学院留学を機に、オフィスのデザインとマネジメントおよびワークスタイルの研究を始める。以後、次世代オフィスのコンセプト開発とプロトタイプデザインを中心に各種の研究開発プロジェクトに携わりながら、オフィスの研究情報誌『ECIFFO』の執筆と編集を通して、先進オフィスの動向調査とコンセプト提案を続けている

仲隆介[ナカリュウスケ]
1957年大分県生まれ。1983年東京理科大学大学院修士課程修了。1983年PALインターナショナル一級建築士事務所。1984年東京理科大学工学部助手。1994年マサチューセッツ工科大学建築学部客員研究員。1997年宮城大学事業構想学部デザイン情報学科専任講師。1998年同大学助教授。2002年博士(学術)(京都工芸繊維大学)。2002年京都工芸繊維大学デザイン経営工学科助教授。情報社会における建築・都市をテーマにさまざまな活動と研究を行う。最近は特に情報時代のワークプレイスに力を注いでおり、企業や協会と共同で次世代のワークプレイスを模索する活動を展開している。オフィス学会オフィス文化論研究部会部会長、日本建築学会ワークプレイス小委員会主査、日経ニューオフィス賞審査員などを務める

中西泰人[ナカニシヤスト]
1970年大阪府生まれ。1998年東京大学大学院博士課程修了(博士(工学))。1998年電気通信大学大学院情報システム学研究科助手。2003年東京農工大学工学部情報コミュニケーション工学科助教授。2005年慶應義塾大学環境情報学部助教授。感性情報処理、実世界指向インターフェイス、モバイルアプリケーションの研究を行いつつ、空間デザインやメディアアート作品の制作を行なう

馬場正尊[ババマサタカ]
1968年佐賀県生まれ。1992年早稲田大学大学院建築学科修士課程修了。1994年株式会社博報堂。1998年早稲田大学大学院建築学科博士課程。雑誌『A』編集長。2002年Open A設立。大企業のサラリーマンや雑誌編集、フリーランスなどを経て、現在は設計、執筆、都市計画のコンサルティングなどを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

inote2

5
イラストや写真が多いのでぱらぱらと眺めるだけで面白い。 けっこう分厚い本で、ここまでいろいろアイデアがあるのはすばらしい。 効率化を考えたらこんなオフィスはいいなーと思うけど、現実はなかなか実現しなさそうなのが残念。 2012/06/27

ON

1
ほとんどの人が人生の大半を過ごすことになるワークスペース。その新しいあり方を実現可能性は別として、個人から都市に至るまで様々なスケールからアイディアを出してみるという趣旨の本。なるほど、というアイディアからこれはちょっとどうなのと首をひねるようなものまであり、まさにブレインストーミングを一冊にしたというような印象を持った。ただ、実際にできるかどうかは置いておいてこういったアイディアを出し続けることが重要で、それが次のステップへ繋がるのだろう。そしてこういうのってきっと作ってる本人達が一番楽しいんだろうな。2012/05/10

ステパン

0
夢の職場2015/07/13

BOX

0
"どうも、煮詰まったときはひとりで悩まない方がいいようだ。また、リラックスや遊びも効果的である。"2013/11/15

mutou_tsusato

0
co-ba libraryの展示にて発見。その場で読了。この本が2006年に出版されていたことにまず驚いた。また、書かれている内容を実現したような場所で読めたことに感動した。「インフォーマルなコミュニケーション」の重要性には納得。格言のようなコピーと実際のオフィスの写真が所々入ってくるのも読みやすく、良い。2013/05/06

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