内容説明
中ロ国境地帯の旅は、外国人にとって困難なものである。劇的に変わろうとする両国の関係を専門とする著者が、現地調査の醍醐味を様々なエピソードと共に伝える。
目次
1 図們江から綏芬河へ(河川国境の不思議;モスコーフスキーとの攻防 ほか)
2 ウスリー探訪(ダマンスキーに憧れて;ダリネレチェンスクの衝撃 ほか)
3 アムール二〇〇〇キロ(中国の「北極」;アムール源頭を求めて ほか)
4 草原の輝き(草原国境往来;ザバイカリスクからアルグン河へ ほか)
著者等紹介
岩下明裕[イワシタアキヒロ]
1962年生まれ。北海道大学スラブ研究センター教授。専攻はロシア外交・東アジア国際関係。熊本生まれの南九州育ち。北九州大学・九州大学の大学院を修了。法学博士。山口県立大学国際文化学部での勤務を経て、2001年10月より札幌に住む
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