出版社内容情報
現代アイヌの縮図を生きる──本書の主人公は、三十二年間、北海道ウタリ協会理事長を勤めあげ、国連の「国際先住民年」開幕式典で記念演説をし、アイヌ民族の先頭に立って「アイヌ新法」制定に奔走。アイヌ民族のコタンコロクル(首長)の三大条件(容姿・弁論・勇気)を合わせ持つ現代アイヌ解放運動のリーダーの生涯を多方面から照射する。
私論・野村義一
座談会・野村義一を囲んで
北海道ウタリ協会略史
資料編
新聞記事「アイヌ民族として」
(『苫小牧民報』)
対談「白老にて貝澤正さんと」
発言集
1 国連総会記念演説
2「日本は単一民族国家か」
3「献血」
4「お祝いのことば」
野村義一関係年譜
近現代アイヌ史の貴重な基礎資料
内容説明
本書の主人公は、32年間、北海道ウタリ協会理事長を勤めあげ、国連の「国際先住民年」開幕式典で記念演説をし、アイヌ民族の先頭に立って「アイヌ新法」制定に奔走。アイヌ民族のコタンコロクル(首長)の三大条件―容姿/弁論/勇気―を合わせ持つ現代アイヌ解放運動のリーダーの生涯を多方面から照射する。
目次
私論・野村義一
座談会・野村義一を囲んで
北海道ウタリ協会略史
資料編(新聞記事「アイヌ民族として」(『苫小牧民報』)
対談「白老にて 貝沢正さんと」
発言集)
著者等紹介
竹内渉[タケウチワタル]
1954年、埼玉県生まれ。1979年、北海道大学経済学部卒業。1993年、社団法人北海道ウタリ協会事務局職員、現、主任
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