反折口信夫論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784878936357
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

イデオロギーとしての“詩の発生”を問い、不問に付されてきた戦時期の小説・詩歌を徹底検証し、“折口信夫と戦争”をめぐる言説の虚妄をつく、最もラディカルな折口神話=ファシズム批判。『南島イデオロギーの発生』の著者による折口全論考。

目次

反折口信夫論
幻の他者―折口信夫の内部世界
折口学への懐疑
マレビトの起源―「死」の鋳型
宗教改革への情熱―神道の人類教化をめぐって
閉ざされた対話性―折口信夫とバフチン
植民地主義と民俗学―折口信夫をこえて
『死者の書』について
折口信夫の戦争―『死者の書』の条件
『死者の書』のジレンマ―「語り部」をめぐって〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gunji_k

0
やたら文学好きの評価が高い「死者の書」だが、古代日本の神話を題材に文学を書くことが、当時の流行りだったこと。折口が一貫して戦争反対していたことなどなく、戦勝を祝う新聞に掲載されるような詩を発表していたことを指摘。2014/08/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1416946
  • ご注意事項

最近チェックした商品