目次
プロローグ カルチュラル・スタディーズと英文学研究
第1章 『スクリューティニ』の時代―F.R.リーヴィスとE.P.トムソン
第2章 リテラシー論の効用と陥穽―Q.D.リーヴィス、デニス・トムソンそしてリチャード・ホガート
第3章 「意味の構造」から「感情構造」へ―L.C.ナイツとレイモンド・ウィリアムズ
第4章 「感情構造」を読む―レイモンド・ウィリアムズの文芸批評
第5章 「感情構造」を書く―レイモンド・ウィリアムズの著作実践
第6章 記号論へのシフト―「感情構造」から「エンコーディング/ディコーディング」へ
第7章 知識人の機能と「表象=代弁」行為―「感情構造」を接合する
試みのエピローグ 「読み書き」の日常文化を知るために
著者等紹介
山田雄三[ヤマダユウゾウ]
1968年、熊本県生まれ。大阪大学文学研究科博士課程修了(博士・文学)。大阪大学言語文化研究科助教授。放送大学大阪学習センター客員助教授。2001年~2002年、ケンブリッジ大学クレア・ホール客員フェロー
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