内容説明
日独の犠牲の上に、アメリカ経済は何を成しとげたのか。数々の論争を巻き起こしてきた経済史家がグローバルな資本主義経済全体を覆う構造的危機を浮き彫りにする。
目次
第１章 持続する停滞、一九七三‐九三年
第２章 アメリカ経済の再生
第３章 日本とドイツ、一九八〇‐九五年
第４章 転換点―逆プラザ合意
第５章 バブルの始まり
第６章 危機の連鎖反応
第７章 連邦準備制度による救済
第８章 資産効果とその限界
第９章 アメリカのブーム、その概略と特徴
第１０章 バブルの終焉からブームの終焉へ
第１１章 見通し
著者等紹介
ブレナー，ロバート［ブレナー，ロバート］［Ｂｒｅｎｎｅｒ，Ｒｏｂｅｒｔ］
１９４３年生。１９７０年プリンストン大学Ｐｈ．Ｄ取得。現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校歴史学部教授、社会理論・比較史センター所長
石倉雅男［イシクラマサオ］
１９５９年生。１９８９年一橋大学経済学研究科博士課程単位修得。一橋大学経済学研究科助教授
渡辺雅男［ワタナベマサオ］
１９５０年生。１９７９年一橋大学社会学研究科博士課程単位修得。一橋大学社会学研究科教授、社会学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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