内容説明
サイレント期から現在まで100年間に作られた日本と日本人に関わる50本以上の映画を紹介。送り手のメッセージと観客の反応、そこに生じたコミュニケーションギャップを分析した力作。
目次
第1章 イメージの刻印(サイレント期のアメリカ映画と社会;「東洋」との出会い ほか)
第2章 賢い東洋人のカリカチュア(1920年代から1930年代のアメリカ社会とアメリカ映画;小説から生まれたB級刑事映画)
第3章 「敵」の顔(娯楽戦争映画として製作された作品群(1942‐1945)
敵へのまなざし ほか)
第4章 日本人女性と日本人男性のイメージの変遷(日本を舞台とした作品群(1945‐1995)
日本へのアプローチ ほか)
著者等紹介
増田幸子[マスダサチコ]
千葉県生まれ。1997年大阪大学大学院博士課程単位取得退学。言語文化学博士。現在、立命館大学産業社会学部助教授
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