自己自身をみつめるための倫理学研究

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860620110
  • NDC分類 150
  • Cコード C3010

内容説明

混迷の時代にわたしたちが忘れかけていた“倫理的な生き方”の基本を提示する哲学的考察の書。

目次

第1章 近代への胎動にみる倫理観(近代市民の道徳と経済生活;カントの最高善―幸福の問題を中心に)
第2章 実存主義思想にみる倫理観―その一(キェルケゴールの「倫理的生き方」について;ニーチェの『反時代的考察』のヴァーグナー論をめぐって ほか)
第3章 実存主義思想にみる倫理観―その二(交わりと実存;ヤスパースの暗号について―理性と愛と暗号 ほか)
第4章 文学にみる倫理観―内面への道の探究者ヘルマン・ヘッセ(『シッダールタ』;『荒野のおおかみ』 ほか)
第5章 教育論にみる倫理観(フンボルトにおける学問と教養;ヤスパースの教育哲学 ほか)

著者等紹介

松田幸子[マツダサチコ]
昭和6年茨城県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部哲学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科倫理学専攻修士課程修了、専門は倫理学、実存哲学。関東学院大学、信州大学、お茶の水女子大学各非常勤講師を経て、上田女子短期大学教授、同短期大学副学長、平成13年より上田女子短期大学学長、現在に至る。長野県教育委員、長野県教育委員長、長野県女性プラン推進委員会委員長などを歴任。平成6年文部大臣表彰(地方教育行政功労者)
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