内容説明
市民のための本格的主権論。「市民」とは?「主権」とは?民主主義実現への切なる願いをこめて徹底分析。
目次
序章 グローバリゼーションと憲法構造の変容―二一世紀の主権・市民・ジェンダー
第1章 主権論の新地平(国民主権論の現代的意義と課題;国民主権と国家主権 ほか)
第2章 フランス憲法改正と主権問題(憲法学の「法律学化」と憲法院の展開;フランス憲法改正と憲法構想 ほか)
第3章 「市民」と「市民主権」の可能性(シティズンシップと「市民主権」;ジェンダーとシティズンシップ―女性の政治参画をめぐる理論的諸課題 ほか)