内容説明
子どもは、心の喜びや苦しみ、悩みを絵や造形の中に表現する。子どもたちの心の訴えに目をそそぎ、感じとることによって、親や教師がそのあり方を考え、行動する手がかりがここにある。
目次
第1章 子どもの個性と創造力(幼児時代が大切;どんな幼い子どもでも;親は知らない真の子どもの個性 ほか)
第2章 学校と子ども(勉強の方が大切?;自分のための勉強とは?;失われる創造性 ほか)
第3章 親と子ども(支配する母親像;子どもが絶望するとき;親の役目 ほか)
第4章 絵に見る子どものサイン(水に溺れそう;拒否の柵と網;自閉の戸棚・扉 ほか)
第5章 子どもに対して(コラージュのすすめ;指導者の姿勢について;美術教育はだれのために? ほか)