内容説明
ハイゼンベルク、シュレーディンガー、ホワイトヘッドからヘラクレイトス、プラトン、プロティノスへ…量子論の観測問題とギリシャ哲学を結ぶ画期的論考。
目次
1 困惑(マッハの影;アインシュタインのジレンマ;相補性の召喚 ほか)
2 対象の宇宙から経験の宇宙へ(はっきり見えているのに捉えどころがないもの;客体化;時間と空間の内と外 ほか)
3 物理学と一なるもの(存在のレベル;宇宙におけるわれわれの位置;物理学と一なるもの)
著者等紹介
マリン,シモン[マリン,シモン][Malin,Shimon]
コルゲート大学の物理学教授。量子力学、一般相対性理論、宇宙論、哲学の第一人者であり、3冊の本および約50の論文を執筆、共著している。ヴァーモント州ブラトルバラ在住
佐々木光俊[ササキミツトシ]
1954年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。東海大学講師。専攻は科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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