首都圏史叢書
都市と娯楽―開港期~1930年代

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818815698
  • NDC分類 384.8
  • Cコード C3021

出版社内容情報

寄席・芝居・百貨店・競馬・郊外行楽は近代以降急速に発展する。都市とその近郊に住む人びとの生活とともに、都市の娯楽は質的・空間的にどのように変化してきたのか。

内容説明

寄席・芝居・百貨店・競馬・郊外行楽は近代以降急速に発展する。都市とその近郊に住む人々の生活とともに都市の娯楽は質的・空間的にどのように変化したか。

目次

第1部 都市の娯楽(東京の寄席にみる都市社会史―民衆娯楽としての普遍性;松竹の関東進出と横浜演劇界;娯楽・百貨店事業と渋谷の開発―目蒲電鉄・東横電鉄と五島慶太;百貨店をめぐる娯楽の変容―昭和戦前の東京を中心として)
第2部 競馬という娯楽(娯楽移入窓口としての横浜居留地・開港場横浜;大衆娯楽としての競馬;もう一つの首都圏と娯楽―植民地競馬場を中心に)
第3部 郊外の娯楽(郊外の再発見;郊外行楽地の盛衰;京王電気軌道株式会社による沿線行楽地の開発―沿線案内図からの検討;東京近郊地域における娯楽の諸相)

著者等紹介

奥須磨子[オクスマコ]
1954年生まれ。和光大学経済学部助教授

羽田博昭[ハダヒロアキ]
1957年生まれ。横浜市史編集室
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rbyawa

0
c115、都市と娯楽を分析する、との体裁で集められた本ですが、ほとんどが競馬、それと鉄道と行楽地に話が絞られ、わりと完成に近いものもあったとはいえ、まだ仮説段階や資料を一通り分析するに留まった論文もある、という風情。大まかに言うと「詳しい人なら面白いけど、まだ素人には読める内容に至ってない」て感じだと思う。ただ、東急(目蒲東横)と京急(の京浜系、湘南系は触れてない)に関しては鉄道の本より話がわかりやすかった、ただ一つタイトルになってる京王については…不動産収支が下降線になったのがあれね、昭和恐慌だわそれ。2012/12/25

Uchibori_a

0
競馬関係の所は読了。次は朝鮮競馬の資料を探さねば・・・2010/08/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/632823
  • ご注意事項

最近チェックした商品