内容説明
本書は4部で構成され、全体で24章から成り立っている。導入部の“身のまわりの生命科学”から説き起こし、“生命とは何か”、“遺伝子と生命の連続性”、“広がりゆく生命科学”、“社会における生命科学の課題”と広範なトピックスを扱っている。本書の内容をおよそ身につければ、現今の生命科学技術の基礎と先端を理解することが可能になるであろう。
目次
身のまわりの生命科学
第1部 生命とは何か(生体物質の構造と機能;代謝:生体内における物質の変換 ほか)
第2部 遺伝子と生命の連続性(遺伝子のかたち;遺伝子の働き ほか)
第3部 広がりゆく生命科学(ゲノム情報の医学への応用;システム生物学の意義と展望 ほか)
第4部 社会における生命科学の課題(生体に於ける安全性;先端医療技術と生命倫理 ほか)
著者等紹介
柳田充弘[ヤナギダミツヒロ]
1941年東京に生まれる。1964年東京大学理学部卒。現、京都大学大学院生命科学研究科教授。専攻、分子生物学、細胞生物学。理学博士
佐藤文彦[サトウフミヒコ]
1953年京都に生まれる。1975年京都大学農学部卒。現、京都大学大学院生命科学研究科教授。専攻、植物分子細胞生物学。農学博士
石川冬木[イシカワフユキ]
1958年東京に生まれる。1982年東京大学医学部卒。現、京都大学大学院生命科学研究科教授。専攻、遺伝生化学。医学博士
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