内容説明
大学発の起業家育成に取り組むアメリカ、欧州、アジア、１０カ国の最新レポート。テクノロジーインキュベータのすべてがわかる。
目次
第１編 ビジネス・インキュベータによるテクノロジー・トランスファーへの貢献（産業再生とテクノロジー・トランスファー・システム；テクノロジー・トランスファーの強力ツール、ビジネス・インキュベータ ほか）
第２編 進化するテクノロジー・インキュベーション（テクノロジー・インキュベータの発展史；米国の先進事例に見る活動モデルとベンチマーキング ほか）
第３編 世界に広がるハイテク・インキュベーション（アメリカ（シリコンバレー・モデルおよびペンシルベニア・モデル）
イギリス（地域再生プログラムと大学連携型インキュベーション） ほか）
第４編 テクノロジー・インキュベーションの成功条件と将来展望（ハイテク・インキュベーション／１４の成功条件―起業家と知的リソースとの効果的な仲介システム；産業クラスターとビジネス・インキュベータ ほか）
著者等紹介
坂田一郎［サカタイチロウ］
経済産業省地域経済グループ地域経済産業調査チーム長。東京大学経済学部卒、米国ブランダイス大学国際経済・金融学修士。Ｎａｔｉｏｎａｌ Ｂｕｓｉｎｅｓｓ Ｉｎｃｕｂａｔｉｏｎ Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ（ＮＢＩＡ）及び開発技術学会会員。日本における技術移転機関の設立をサポートすることを目的とした大学等技術移転法の立案に参加。現在、日本におけるビジネス・インキュベータの活動の充実に取り組む。ＮＢＩＡのインターナショナル・カンファレンスに２度参加し、スピーカーも務める
延原誠市［ノブハラセイイチ］
（株）アイ・ビー・ティ（ＩＢＴ）代表取締役。（株）アイビーティ・ベンチャーズ（ＩＢＴＶ）代表取締役。Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ Ｃｉｔｙ Ｓｃｉｅｎｃｅ Ｃｅｎｔｅｒ（ＵＣＳＣ）日本代表。韓国ソフトウェア振興院（ＫＩＰＡ）諮問委員。東京工業大学非常勤講師。専修大学大学院特別講師。インター兼インキュベータとして、ＩＴベンチャーのグローバルな戦略的アライアンスと業容拡大をサポート。国際ストラテジスト兼キャタリストとして、コンソーシャム・ベースの新産業再構築を支援。先進的ＩＴ装備による電子自治体とｅ‐モデル都市創出に尽力。岡山市情報戦略会議座長。国土庁「地方振興基本ビジョン研究会」委員。経済産業省「ソフトウェア・ベンダー資金調達環境研究会」委員
藤末健三［フジスエケンゾウ］
東京大学工学部総合研究機構助教授。東京工業大学工学部卒業後、通商産業省に行政官として入省。コンピュータ産業担当係長、環境政策担当課長補佐等を歴任。その間政府留学生としてマサチューセッツ工科大学経営学大学院卒、ハーバード大学行政政治学大学院卒。１９９９年東京工業大学で博士号（学術）取得。１９９９年４月から東京大学大学院工学系研究科専任講師。２０００年７月から同助教授
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