ケアを受ける人の心を理解するために

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  • サイズ A5判/ページ数 257p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805825310
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3047

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内容説明

実際、ケアを受ける人の心を他人がどれだけ理解できるかは難しい課題であるが、ケアを受ける人には、共通な心理学的な現象も存在する。また、ケアを受ける人とケアする人との人間関係も、ある理論を活用すれば、とても整理しやすくなる。本書は、ケアを受ける人の心の世界について、精神科医の立場からまとめたものである。著者が出会ってきた多くの患者さんとの対話と思い出を軸にして、著者が専門としてきた精神分析や家族心理学の観点からやさしくまとめている。

目次

第1章 心の特性を把握する―理解への入口
第2章 ケアを受ける人の共通感情を知る
第3章 心を理解するための理論
第4章 転移―心に再燃する親との関係
第5章 介護が必要な人たち
第6章 特別な態度の人への関わり方
第7章 心のサインと対応方法

著者等紹介

渡辺俊之[ワタナベトシユキ]
精神科医・高崎健康福祉大学教授。1959年群馬県生まれ。1986年東海大学医学部卒業後、東海大学付属病院精神科勤務。東海大学医学部精神科学教室講師(医学博士)を経て、2004年より現職。精神分析学会認定精神療法医、同認定スーパーバイザー、日本リハビリテーション心理研究会副会長。専門は、精神療法、家族療法、介護における心理的問題
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