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だれが「音楽」を殺すのか?

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  • サイズ A5判/ページ数 342p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798107035
  • NDC分類 760.69
  • Cコード C3055

目次

1 レコード輸入権―洋盤が聴けなくなる?(レコード輸入権とは何か?;輸入権の導入経緯 ほか)
2 CCCD―コピーできないCDの悲劇(なぜ突然こんなものが導入されるようになったのか?;CCCDの仕組みと再生機器の問題 ほか)
3 違法コピーとファイル交換(まず「違法コピー」について考えよう;許せる違法コピー?許せない違法コピー? ほか)
4 音楽配信サービス―埋まらない日米の格差(音楽配信サービスの変遷;なぜ日本では音楽配信がブレイクしないのか? ほか)
終章 音楽のこれから(いまでもトランジスタラジオは「キミの知らないメロディ」をキャッチしているか?;音楽メーカーと流通の問題 ほか)

著者等紹介

津田大介[ツダダイスケ]
1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部在学中にライターの仕事を開始。編集プロダクションを経て、1999年に「ネオローグ」を設立。週刊誌、インターネット誌、ビジネス誌、音楽誌などを中心に幅広いジャンルで執筆中。あるファイル交換ユーザーの生態をドキュメント形式で追った編著『だからWinMXはやめられない』(インプレス刊)は、コンテンツ業界、インターネット界隈で大きな話題を集めた。商業誌の執筆活動とは別に、音楽配信を中心としたデジタルコンテンツ流通、著作権問題などの関連ニュースを集めた情報サイト「音楽配信メモ」も主宰している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だーぼう

7
CD永眠の年。過激だと思った言葉が過激だとは思えない時代に突入してしまった。懐かしさすら感じる。ブログに感想を書きました。2012/02/21

keepfine

2
CCCDやらナップスターやら懐かしい話をしている。FMラジオにおいてトークが主流と成る一方で音楽が決められた時間内に「消化」されるべきものになってしまっている、という指摘は頷ける。2015/05/30

ともごっち

2
約10年前の音楽業界の本、と書けば分かるだろうが、どこがどうとは多すぎて言わないが現在とは状況が大きく異なる。しかし、音楽業界が10年間でどう変化したのかという検証こそ、この国の音楽業界あるいは文化の一つとしての音楽について知れる有効な手段だろう。筆者である津田大介氏はこの本の最後に「10年後くらいにこの本を読んだ人が『あの頃の音楽業界はこんなくだらないことで悩んでいたんだね』と笑いながら感想を言えることを願って」と書いているが、この本を今、読む意義は大いにある。ただ、この本の視点の偏りには当然注意。2013/05/09

くりりんワイン漬け

2
本書は2004年出版で若干古い感はありますが、CD~昨今の音楽市場の流れを大きく変えた動乱期の事件を詳しく書いています。音楽業界の過去の流れを知るには極めて良い本です。おすすめです。 また現在引き続き問題となっておりJASRACの包括契約問題や著作権管理方法における課題も最終章に取り上げており、氏の幅広くしかも深く掘り下げた解説は大切にしておきたい本の一つである。2012/09/29

bibliophage

1
DTMの終焉と初音ミクの台頭、力は残っているのだろうか?2013/01/12

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