内容説明
ジェンダー法学は、既存の法律学をこれまでにない視座から批判し、既存の法制度や学問の領域にたって、性別による社会的不平等を是正しようと試みる。女性の普遍性、男性の特殊性の事実に目を向け女性の視点と経験が生かされることが、真の男女共同参画社会実現の第一歩である。新しい学問領域であるジェンダー視点から法学を学ぶ最新のテキスト。法改正と社会の動向をキャッチした充実の第2版。
目次
1 ジェンダーと差別(国際法におけるジェンダー;家族・セクシュアリティ;雇用差別;貧困と社会保障 ほか)
2 ジェンダーからの解放(女性に対する暴力;刑事司法とジェンダー;からだ;参画)
資料 ジェンダー関連法・政策年表
著者等紹介
浅倉むつ子[アサクラムツコ]
早稲田大学教授
阿部浩己[アベコウキ]
神奈川大学教授
林瑞枝[ハヤシミズエ]
元駿河台大学教授
相沢美智子[アイザワミチコ]
一橋大学専任講師
山崎久民[ヤマザキヒサミ]
税理士
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