内容説明
憲法裁判は大きな発展を遂げた。それは世界中に広まったという量的な面においてのみならず、個々の国々において国家の行為のコントロールの強度が高まったという質適な面においてもそうである。20世紀後半にはドイツが模範的な方法でその先頭を切り、憲法裁判は爆発的な広がりをみせた。世界における憲法裁判の進歩を説く一冊。
目次
1 憲法裁判の国際的発展(基調報告)
2 憲法裁判の類型
3 憲法の諸段階と憲法裁判
4 憲法裁判官
5 憲法裁判と政治
6 各国の憲法裁判
7 憲法裁判と国際法
8 憲法裁判と憲法訴訟法
総括
著者等紹介
栗城寿夫[クリキヒサオ]
名城大学法学部教授
戸波江二[トナミコウジ]
早稲田大学法学部教授
畑尻剛[ハタジリツヨシ]
城西大学経済学部教授
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