異界歴程

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  • サイズ B6判/ページ数 425p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794965639
  • NDC分類 380.4
  • Cコード C0039

内容説明

固着しない生き方が日本列島の文化を豊かにした。歴史と民俗の闇の中で光を発した人々がいる。タブーに封印された白山信仰の謎に迫る。

目次

第1話 山の者のバラード
第2話 ネズミの話
第3話 青ヶ島の新神
第4話 白太夫の家
第5話 南海の平家伝説
第6話 魔法の谷
第7話 影の一族
第8話 マラーノ来日
対談 ふたたび、独学のすすめ

著者等紹介

前田速夫[マエダハヤオ]
1944年、疎開先の福井県勝山に生まれる。翌年、敗戦で東京に引き揚げる。東京大学文学部英米文学科卒業。68年、新潮社入社。文芸雑誌「新潮」に配属される。当時、担当した作家は武田泰淳、庄野潤三、丸谷才一、竹西寛子、古井由吉、李恢成ら。発掘した新人は、北方謙三、車谷長吉、立松和平、加藤典洋、吉田知子など。76年、新潮文庫編集部へ異動。87年より白山信仰の研究を共通の目的にした「白山の会」を結成、月一回勉強会をもつ。94年、「新潮」編集部に復帰。翌年より編集長を務める。主な仕事は「川端・三島往復書簡」、島尾敏雄「敗戦日記」「死の棘日記」の新発見や、柳美里『ゴールドラッシュ』をはじめとする毎号の巻頭一挙掲載。平野啓一郎『日蝕』や、玄侑宗久、佐川光晴、小野正嗣ら、大型新人を発掘したことでも知られる。「日本地名研究所」「宮古島の神と森を守る会」会員。「輪島ボクシングジム」練習生
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