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スポーツ学選書
舞踊・武術・スポーツする身体を考える

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794705228
  • NDC分類 780.1
  • Cコード C0093

内容説明

舞踊と武術とスポーツを串刺しにする「身体」をめぐる議論をこの一冊に。「勝利」を目指す「他者否定」の論理を超克する新しい「知」の地平、すなわち「他」と「共にある」ことを是とする21世紀スポーツの世界を探る。近代科学では映し出すことのできない「鏡の向こう側にある身体」をわれわれの視野に取り込む。

目次

プロローグ―「鏡の向う側にある身体」の探索
第1部 「主体的に動かされる」ということ
第2部 実演・地唄舞『芦刈』『万歳』
第3部 討論・「型ができる」ということ
第4部 討論・「身をゆだねる」ということ

著者等紹介

中村多仁子[ナカムラタニコ]
東海大学体育学部教授。東京教育大学体育学部卒業。体操元日本代表。専門は、スポーツ史、スポーツ人類学、体操競技。女子体操選手として、東京オリンピック団体3位、ドルトムント世界選手権大会団体3位、メキシコオリンピック団体4位など。1990年から地唄舞(花の実会・多仁女)にとりくみ、「西洋的身体から東洋的身体へ」のテーマを模索している

三井悦子[ミイエツコ]
椙山女学園大学人間関係学部教授。1956年生まれ。大阪府出身。奈良女子大学文学研究科修士課程修了(文学修士)。奈良女子大学を経て、現職。専攻はスポーツ史。スポーツ史学会理事
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