企業金融の経済理論

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  • サイズ A5判/ページ数 439p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794430519
  • NDC分類 336.82
  • Cコード C3033

内容説明

本書は企業金融論に関する著者の研究をまとめたものである。本書の取り上げた分野は、企業金融論の中でも最も伝統的なテーマである資本構成の理論を中心としている。企業金融論の本格的な理論の発祥であるModigliani‐Millerの古典的な命題(MM命題)から、最近盛んな契約理論に基づく諸議論まで、この40年間の資本構成に関する理論の展開過程を一通り網羅している。今日の観点から重要と思われるトピックスをある程度取捨選択し、取り上げられたテーマ各々についてできる限り理論モデルを構築してみることで、その本質的に重要な点や問題点を明らかにしようと試みている。

目次

第1部 完全資本市場の基礎理論(株価の決定と完全資本市場;資産選択と資本市場均衡;企業金融論の基礎:MM命題)
第2部 資本構成理論の展開(最適資本構成の理論;情報の不完全性と資本構成;契約理論と資本構成)
第3部 企業金融論の応用研究(わが国企業の資本構成;負債のエージェンシーコストの量的効果;株価と投資の資本コスト)

著者等紹介

辻幸民[ツジユキタミ]
1985年慶応義塾大学商学部を卒業。現在、同助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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