内容説明
戦後体制とは一九四五年から七〇年代までの政治のあり方であり、七〇年代はその崩壊期にあたる。八〇年代と九〇年代には、保守党であれ労働党であれ自由系であれ、新たな政治のあり方を模索しなければならず、サッチャーはその課題に挑戦した一番手であった。第二巻では戦後体制の構造とその崩壊についての話をまとめる。
目次
第2部 戦後体制(戦後体制の構造(投票行動;異端の周辺化)
戦後体制の崩壊(二党制の衰退とコンセンサスの終焉;労働党権威体系の崩壊;投票行動の変容;異端周辺化の崩壊))
著者等紹介
梅川正美[ウメカワマサミ]
1949年、熊本県に生れる。1980年、名古屋大学大学院法学研究科博士課程中退。現在、愛知学院大学法学部教授
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