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農園主と奴隷のアメリカ

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  • サイズ B6判/ページ数 259,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790710493
  • NDC分類 253.05
  • Cコード C3322

内容説明

18・19世紀のアメリカ南部とは!大農園を経営する白人たち、北部へ逃亡する奴隷たち。彼らの日記や自伝を通して奴隷制社会の実像に迫る。

目次

序章 アメリカ南部と奴隷制
第1章 プランターの暮らし―ウィリアム・バード
第2章 プランターと土地―ウィリアム・バード
第3章 楽園のなかのプランター―ロバート・ベヴァリー
第4章 理想のプランテーション―ジョン・ペンドルトン・ケネディ
第5章 白人女性と奴隷制―メアリ・チェスナット
第6章 女性奴隷の境遇―ハリエット・ジェイコブズ
第7章 男性奴隷の体験―フレデリック・ダグラス
第8章 奴隷制廃止論者―フレデリック・ダグラス
第9章 奴隷船の反乱―フレデリック・ダグラス
第10章 故郷を訪れた元奴隷―フレデリック・ダグラス

著者等紹介

滝野哲郎[タキノテツロウ]
大阪女子大学人文社会学部教授。18・19世紀アメリカ南部文学専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ティス@考える豚

1
1700年代の南北戦争期に日記を書いていた人々の貴重な記録。アメリカを自然に満ちたエデンと称する農園主、奴隷に恐怖を抱き嫉妬した農園主の妻、有能な農園主など4人の日記が解説されている。何というか「奴隷は悪」という考えから一歩進んで、奴隷を扱っていた人々がどのような考えで奴隷を肯定していたのかというのがより深く理解できた気がする。ハックルベリー・フィンの冒険とかを直前に読んでいたので尚更感心した2018/07/18

くろちゃん

0
「それでも夜が明ける」というとある黒人奴隷の波乱の人生を描いた映画を観た影響で購入しました。奴隷の体験記より、もうちょっとプランター側から見た南部生活や奴隷との関係について内容が書かれていれば良かったなと思いました。2015/04/30

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