Sekaishiso seminar<br> 医療の比較文化論―その原理と倫理を求めて

Sekaishiso seminar
医療の比較文化論―その原理と倫理を求めて

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790710240
  • NDC分類 498
  • Cコード C1336

内容説明

情報時代の医療はどうあるべきか。日本に生きる私たちが求める医療を実現するには、政治・経済・歴史をも包括する文化的視点が欠かせない。アメリカ医療改革の渦中で30年間過ごした著者が、医療の現場経験と市民としての立場、帰国後の文化ギャップをふくめ、国際的視点から新たな展望を示す。

目次

二一世紀の医療がめざすもの
1 世界の医療と文化(牧畜民と農耕民の医療と文化;西洋の医療と文化)
2 日本の医療と文化(宗教と医療;開業医制の文化史 ほか)
3 医療における文化摩擦(医療制度による摩擦;医療経済による摩擦)
4 医療のルネサンスに向けて(科学と責任の思想;医療の原理と倫理)

著者等紹介

久間圭子[ヒサマケイコ]
日本赤十字女子短期大学を卒業後、1964年渡米、オレゴン大学(心理学)、南イリノイ大学CarbondaleとEdwardsvilleにて発達心理学、学習心理学、基礎医学、地域看護学を学び4学位を取得。最高学位、教育心理学博士。最終学位、地域看護学修士。オレゴン州の病院でICU、整形外科看護を経験後、南イリノイ大学で研究助手、カレジヘルスナース、リサーチスペシャリスト、カーボンデール市コミュニティーメンタルヘルスセンターでアルコールカウンセラーなど。Phi Beta Kappa,Sigma Theta Tau会員。1994年帰国後、神戸大学医学部教授を経て2001年4月から県立長崎シーボルト大学教授
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