内容説明
PICだけでは実現できることは限られるので、入力にセンサをつないだり、出力側で大きな電力を扱わなければなりませんが、そのためには、インターフェースの設計ができなくてはなりません。本書は、安くかつ機能の豊富なPICの応用を実現するために必要なインターフェースを徹底的に解説します。
目次
第1章 PICマイコンの理解を深めて応用範囲を広げるために 電子工作初心者のためのハードウェア入門
第2章 PICマイコンで物理量計測を実現するために センサの活用(熱電対、白金測温抵抗体、ひずみゲージ)
第3章 AC100V数百Wのヒータ/電球を制御しよう サーミスタ&電力を扱うための回路とプログラミング
第4章 ハードの挙動を把握しながらデバッグするときに最適 ICEを使ったソフトウェアの開発例
第5章 ユニークな発想でPICマイコンを使いこなそう PIC活用アイデア集
第6章 現場はノイズとの戦い メカトロニクス―実装の現場
著者等紹介
秦明宏[ハタアキヒロ]
1955年生まれ。1978年神奈川大学工学部電気工学科卒業。同年渡辺電子機器工業(株)(現在のグラフテック(株)の子会社)に入社。その後、グラフテック(株)に移籍。計測器やその周辺機器の設計業務に携わる。1996年同社を退社。同年に岩田電業(株)に入社、PIC使用のデータ・ロガーを開発。2003年同社を退社後、個人事務所FITDESIGNを設立。PICやハードの受託開発や独自開発商品の販売を行う
荻山正生[オギヤママサオ]
1955年東京都生まれ。1976年東京都立工科短期大学電気電子工学科卒業。同年富士通(株)入社、磁気ディスク試験設備開発に従事。1991年同退社後、東陽システム(株)を設立。電子、電気機器の開発に従事
木村豊[キムラユタカ]
1947年生まれ。1970年東北大学工学部電気工学科卒業。1970年(株)木村電機製作所入社、制御設計に従事。1988年キムラシステムズ営業開始。1992年(有)キムラシステムズ設立。主に工場自動装置、土木機械、研究実験装置などの制御設計
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