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エンジニアのための知的財産権概説―先行技術調査、明細書の書き方、審査プロセスまで、実務に役立つ特許マニュアル

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  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784789820172
  • NDC分類 507.23
  • Cコード C3050

内容説明

本書は、知的財産に対する感心が高まる中、エンジニアの方々を対象として知的財産に関する基礎情報を整理したものである。特に、知的財産権に関する実践的な知識を、具体的な例を挙げながら紹介することを試みた。平易な表現を心がけているが、知的財産制度の本質を理解するための概念は、正確に理解できるように細心の注意を払っている。例えば特許制度では、「自分で特許調査ができる」、「自分で明細書を書ける」、「審査過程で的確な主張ができる」、「自分でパソコン出願できる」という具体的な目的を一つ一つ達成することで、知らぬ間に自分自身に特許の基礎が身に付けられる構成となっている。

目次

第1章 なぜエンジニアにとって特許制度は重要なのか?
第2章 エンジニアが抱く特許制度への素朴な疑問
第3章 注目される特許たち
第4章 技術情報としての特許情報の活用方法
第5章 特許取得プロセス
第6章 海外の特許制度と特許情報
第7章 特許情報の分析とその活用方法
第8章 特許法から知的財産権法、そして経済法へ

著者等紹介

大嶋洋一[オオシマヨウイチ]
1962年群馬県生まれ。1985年群馬大学工学部電子工学科卒業。1988年群馬大学大学院工学研究科(電子工学専攻)修士課程修了。1988年~1990年三洋電機半導体事業本部研究センターにてDRAM開発に従事。1990年経済産業省(当時、通商産業省)特許庁に入庁。1992年特許庁審査第四部半導体機器審査官。1995年~1996年南カリフォルニア大学客員研究員。高速記憶デバイス技術、およびデバイス・モデリングに関する研究に従事。2002年~特許庁特許審査第三部半導体機器集積回路グループグループ長。2004年4月~東京工業大学精密工学研究所客員教授
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