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生体と電磁波―携帯電話、高圧送電線、地磁気、静電気などと人間との関わり

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  • サイズ A5判/ページ数 151p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784789820165
  • NDC分類 547.5
  • Cコード C0054

内容説明

携帯電話の電磁波のSAR(比吸収率)表示法が施行されたのが2002年6月。各社は携帯電話のSAR値を取扱説明書などに記すようになりました。でも、“SAR”って何だかわかりますか?果たして携帯電話を使い続けても安全なのでしょうか?車内アナウンスで携帯電話をOFFするよう求められる本当の理由は?IH家電や万引き防止ゲートが心臓ペースメーカに与える影響とは?本書は、電磁波が生体へ及ぼす影響を、携帯電話からの電磁波被曝量測定システムの開発者自身がわかりやすくつづった、他に類を見ない読み物です。電磁波社会に暮らす現代人のための常識・非常識を明解に解説します。

目次

第1章 磁気のお話
第2章 静電気のお話
第3章 変動する電気と磁気の問題
第4章 電磁気と医療・健康
第5章 電磁波による妨害とその対策
第6章 心臓ペースメーカと電磁波
第7章 携帯電話と比吸収率“SAR”

著者等紹介

吉本猛夫[ヨシモトタケオ]
1934年福岡県に生まれる。1959年九州大学工学部通信工学科卒業。1959年(株)東芝に入社。音響機器の設計開発、CD‐ROMドライブ等の開発を経験。1992年同社退社。1993年(株)ケンウッドエンジニアリングに入社。近傍電界強度測定器等、新技術分野を担当。2002年同社退社
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