対話の技―資質により添う心理援助

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対話の技―資質により添う心理援助

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  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788507579
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3011

出版社内容情報

 精神分析ほか心理療法のエッセンスと長年にわたる経験から紡ぎ出された「対話精神療法」の根幹思想と実践例を初心者にもわかりやすく説く。名匠神田橋條治の技を、一般カウンセリングや教育相談にまで活かせるよう導いた待望の書。姉妹編に『対話の世界』がある。

内容説明

本書は三部構成になっている。第一部では、師の導きのもとにまとめたケースを検討することを通して、「資質を引き出し育む心理療法」について考察。第二部には、子ども理解に役立つことを願って、臨床や教育について述べた雑誌論文を納めた。また、著者のクライエントへのかかわりかたに、師匠、神田橋が著者の資質を引き出し育んださまが写し出されていると感ずることもあり、第三部に、師弟関係の歴史を一部綴る。

目次

第1部 資質を生かすことと援助すること(言語的感性と情熱の発露を支える―ある学校嫌いの子;運動力の発現を保障する―抜毛症児との遊び療法から;多彩な資質の開花を見守る―アイデンティティ確立への挑戦;自己洞察から自己形成への過程に添う―成人女性の訴えを手がかりに)
第2部 育つことと育てること(ふりかえりの大切さ―ほどほどの反省が子どもを大きく育てる;自分への価値感情を育てる―仮面自己からの脱出;子どもが挫折したとき―不登校女子中学生の挫折とよみがえり;自尊心と友だち関係―自我を育てる;自分の得意に気づかない子―資質の暴発)
第3部 対話するふたり(出会いと開花)

著者等紹介

井上信子[イノウエノブコ]
1987年、お茶の水女子大学大学院博士課程単位取得満期退学。現在、日本女子大学助教授。主な著書に『現代の発達心理学』(共著、有斐閣)、『質問紙法』(共著、北大路書房)など

神田橋条治[カンダバシジョウジ]
1937年、鹿児島県加治木町に生まれる。1961年、九州大学医学部卒業。1971-1972年、モーズレー病院ならびにタビストックに留学。1962-1984年、九州大学医学部精神神経科、精神分析療法専攻。現在、伊敷病院(鹿児島市)
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感想・レビュー

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ネギっ子gen

54
【対話精神療法の本質:対話によって相手の資質を引き出し、いのちを生かす】長年にわたる経験から紡ぎ出された「対話精神療法」の根幹思想と実践例を、わかりやすく説く。達人・神田橋條治の技を、弟子がカウンセリングや教育相談にまで活かせるように導いた書。3部構成で時々神田橋先生も登場。<いのちの目的はいのちを燃やすこと。ただ生きること。だから「いのちの灯」を弱らせるかかわりはすべて、治療でも教育でもない。我が身から発することばが、雰囲気が、いつも相手を勇気づけ、強め、しかし侵入的でないようにと祈るようになった>。⇒2023/03/03

キイロ付箋

1
井上先生の著に神田橋先生の深い評がはさまった、趣 ある一冊。「価値あるものだけが、妨げる力を持ち得る」という神田橋先生の一文に勇気づけられた。人生の中で、つまづき、滞って悩みぬいた事というのは、その課題を乗り越えたとき、「もっとも価値のある光り輝くものになる」と。 また、誰しも生まれ持った資質が個別にあり、それを見極め、花開くように援助することの大切さが説かれている。自分や子どもの資質は何だろうかと振り返ってみたい。子ども対応や理解に迷っている方には、良書かも知れない。

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