内容説明
旧石器から縄文時代へと石器原料の黒耀石を全国に供給しつづけた、長野県・霧ヶ峰の黒耀石原産地帯。その一角、星糞峠の鷹山遺跡群で、旧石器時代の石器工場と縄文時代の黒耀石鉱山の発掘調査が進んでいる。広大な森林に眠っていた黒耀石流通基地の実態に迫る。
目次
第1章 星くずの里・鷹山(星糞峠の輝く黒い石;発掘調査の道のり)
第2章 黒耀石原産地遺跡群の全貌(黒耀石とは;旧石器時代の鷹山 ほか)
第3章 石器づくりと流通(道具からくらしを考える;旧石器時代の石器づくりと流通 ほか)
第4章 遺跡の保存と活用(黒耀石のふるさとを守る;体験学習の実践)
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