出版社内容情報
フランス革命が生んだ血にまみれた処刑装置、ギロチン──。誕生から1977年の廃止までの歴史と、ギロチンに恐怖しながらも魅了された作家・芸術家たちの足跡をたどり、大衆表現に強烈なインパクトを与えた文化的側面を多角的に照射する。
序章
1 ギロチンの発明
2 フランス革命期のギロチンと死刑
3 ギロチン狂い
4 しゃべる頭と歩く胴体
5 伝統の盛衰
6 博物館、お祭り広場、収集家のギロチン
7 ヴィクトル・ユゴー、エクトル・ベルリオーズと死刑囚
8 ギロチンに魅せられた殺人芸術家
9 ギロチン諷刺劇
10 ゲオルグ・ビュヒナーとアントワーヌ・ヴィールツのギロチン・ロマン主義
11 死の物語――アーヴィング、デュマ、ジャナン、シュー
12 文学者たちの証言
13 ドストエフスキーの『白痴』
14 フランス革命の小説
15 火あぶりになったギロチン――ヴェリエ・ド・リラダンのギロチン・ノスタルジア
16 キャバレー、グランギニョール、ブロードウェー
17 アナーキスト対ギロチン
18 『ファントマ』と悪の勝利
19 サイレント映画におけるギロチン
20 格言家、詩人、劇作家
21 ナチのギロチン
22 ギロチン、新世界へ行く
23 死刑廃止運動――実存主義者と映画作家
24 神出鬼没のギロチン
25 フランス革命とギロチンをめぐる最近の戯曲と映画
26 言葉とイメージを結ぶギロチン
終章――辞世の言葉、末期の振る舞
内容説明
フランス革命が生んだ血塗られた処刑装置、ギロチン―。酸鼻きわまる数々の処刑譚と、作家や芸術家、そして民衆に植えつけた恐怖の文化史を照射する。
目次
ギロチンの発明
フランス革命期のギロチンと死刑
ギロチン狂い
しゃべる頭と歩く胴体
伝統の盛衰
博物館、お祭り広場、収集家のギロチン
ヴィクトル・ユゴー、エクトル・ベルリオーズと死刑囚
ギロチンに魅せられた殺人芸術家
ギロチン諷刺劇
ゲオルグ・ビュヒナーとアントワーヌ・ヴィールツのギロチン・ロマン主義〔ほか〕
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大ぶぶ漬け人
しぼ
青木潤太朗
かわのふゆき
hiro6636